日々の生活

【日々の生活】10/15(日)(業務用自転車保険について)

本日、約3週間ぶりにuber eatsの配達を行いました。

約3週間も稼働しなかったのには理由があり、今回はその理由とフードデリバリーをやってる人に広く知ってほしいことを紹介したいと思います。

約3週間も配達をお休みした理由・・・

ずばり自転車保険です。

まず最初に言っておくと、私はこれまで自転車保険に入っていなかったわけではございません。

某大手保険会社の自転車保険にuber eatsの配達員を始める前から加入していて、ずっと自転車保険に加入している状態でフードデリバリーの仕事をしているつもりでした。

ところが・・・

とあることがきっかけでこの保険の内容を見直したのですが、加害者となってしまった場合の賠償の補償範囲が「日常生活」と書かれていることに気づきました。

日常生活???と思い調べたのですが、どうやらこの日常生活には業務として自転車を運転しているときの事故は含まれない模様です。

この解釈は私がネットで調べてたどり着いた結論なので、解釈が間違っているかもしれませんし、間違っていても私は何の責任も持てませんが、どうやら以下のような感じです。(※自転車利用時に特化して記載しています)

【一般的な大手保険会社の自転車保険でカバーされると思われる賠償の補償範囲】

  • 日常的な生活における自転車使用の偶発的な事故

【一般的な大手保険会社の自転車保険でカバーされないと思われる賠償の補償範囲】

  • 自転車競技で発生した事故
  • 業務中に利用した自転車での事故
  • 偶発的ではない事故(わざと起こした事故)

つまり、フードデリバリーでの仕事中に事故を起こし、そのことで損害賠償請求されてしまった場合、一般的な自転車保険では補償されない可能性があるということです。言い換えると、これまで私は完全なる勘違いで無保険状態で走っていたかもしれないということです。

この無保険状態が解消されるまで、私は配達員の仕事を完全にお休みすることにしました。

Uber自体も保険に入ってくれているが・・・

一般的な自転車保険だと業務中は無保険になってしまうことをカバーするためにUberの配達員は契約時に自動的に保険に入っています。(Uberが準備してくれた自転車保険に自動的に加入できます。)

ただし、この保険は補償範囲に条件がありまして、補償されるのは配達中もしくは配達終了から15分以内に起きた事故となっています。(配達中=リクエストを受けてから配達終了もしくはキャンセルまで)

つまり、リクエストを受けていない時間(リクエストを受けるために繁華街へ移動している時間など)はUberの自転車保険の補償範囲外なのです。

まとめると

  • 一般的な自転車保険だと業務中全般が補償範囲外の可能性がある
  • Uberの自転車保険でも業務中に補償範囲外の時間が出てしまう

こういう状況でした。

そして、これを解決するために私は業務中の事故を補償してくれる自転車保険を探し、加入しました。(2023年9月下旬の段階で私が調べて限り、業務中の事故による損害賠償請求を補償してくれる自転車保険はほとんどなく、私はこの保険にしました。)

一般社団法人 自転車安全対策協議会 業務用自転車賠償制度のご案内

自転車を使ったフードデリバリーは比較的近年ひろまった事業のため、まだ法律だったり保険制度の整備がまだ追いついていないように感じます。

今後はこういった業務用の自転車保険は増えていくとは思いますし、一般的な自転車保険でも補償されるようになるかもしれませんが、もし現段階で業務で自転車を使っていて一般の自転車保険にしか入っていない人は、保険の補償範囲をよく確認された方が良いと思います。

-日々の生活