みなさん、投資というとどのようなイメージを持ちますか?
私は30代になってから初めて投資にふれたのですが、それまでは投資=ギャンブル、投資=お金持ちがやるもの、といったネガティブなイメージを持っていました。
ただ、実際に投資を始めて、色々と挑戦や勉強をして、今はポジティブなイメージを持っていますし、過去の私のイメージは大きく間違ったものであったと痛感しています(笑)
そこで、この記事では私の投資体験を基に投資について、特に労働での所得が少ない人の投資について記述します。
※以下の内容はあくまで私の考えや経験談であり、投資の成績や結果を保証するものではありません。投資は自己責任でお願いします。
労働での所得が少ない人は投資をするべきなのか?
「労働での所得が少ない人は積極的に投資を検討すべき」だと私は思います。
(もちろん、所得が多い人であっても投資を検討すべきです。)
理由は簡単で、生涯に必要なお金が足りなくなる恐れがあるからです。
ちなみに私の家庭だと、子ども二人にある程度の教育を受けさせて、夫婦の老後の生活を普通に送るのは、労働で稼げる見込みのお金だけでは全然足りていません。
そのため、労働だけでは稼ぎだせない必要なお金は他の方法で得ないといけません。その現実的かつ有力な選択肢の一つが投資なのです。
労働での所得が少ない人の投資
労働での所得が少ない人は投資を検討すべきですが、やみくもに投資すれば良いというわけではありません。
所得が少ない人は入金とリスク管理を意識して投資に向き合わないといけません。
当たり前の話ですが、投資は投じている資金が多ければ多いほど、リターンの金額も多くなります。(もちろん、プラスで運用出来た場合の話ですが。)
つまり、ただ投資をしているだけでは不十分で、求めるリターンが得られるだけの資金を投じないといけないのです。
投資では入金力が求められます。少ない労働の稼ぎから、いかに投資に回すお金を捻出するかがキーとなります。
そして、リスク管理も大切です。
投資というのはコンスタントにプラスになっていくものではありません。景気後退や金融危機や世界情勢の悪化などで一定期間大きな下落(暴落)が起きることがあります。
この下落が起きた際に資金がショートしてしまい退場(投資が継続不可)となってしまってはどうにもなりません。
労働での所得が少ない人が投資で致命傷を負ってしまうと立て直しが効かなくなる可能性があります。
なので、たとえ暴落が起きたとしても、その後に立て直せるだけの余力を常に残しておかなければいけません。
暴落がおきても生活の破綻回避と投資継続のために、リスクをとりすぎないように管理する必要があります。
具体的には・・・
では具体的には何をやればいいのでしょうか?
主に以下の二点です。
- 生活防衛資金を見積もり、確保する(貯金する)
- 生活防衛資金からの余剰資金を投資に回す
生活防衛資金とは万が一のトラブル(失業や減給など)や急な出費があっても一定期間は生活が送れる資金のことです。
私個人の考えでは、独身でしたら現状の月の生活費の半年分、家庭持ちでしたら一年分ほどが生活防衛資金の目安です。
まずはこの生活防衛資金を貯めることが最初のステップです。(この生活防衛資金は投資に使ってはいけません。)
そして生活防衛資金を確保したあとのお金を時間分散しながら投資していくのです。
ちなみにですが、これらの流れを作るためには毎月の家計の収支がプラスであることが絶対に必要です。少しでも稼ぎを多くして、少しでも支出を少なくして、なるべく家計のプラス幅を増やし、貯金と投資に回すイメージです。
まとめ
今回のまとめです。
- 労働所得が少ない人は投資を積極的に検討すべき(生涯で必要なお金が足りなくなる可能性があるため)
- 投資をする場合は入金力とリスク管理を意識する
- まずは生活防衛資金を確保し、その後はなるべく投資に回すようにする
- 生活防衛資金の確保と投資資金の捻出のためには家計をプラスにすることが必須(なるべくプラスを多くする)
なお、具体的な投資対象や投資手法については今回は記載しません。また違う記事で少しづつ書いていけたらと思います。