私の個人的な主観にはなりますが、世間には「守るべき家族がいるから・・・」「子どもがいるから・・・」といった理由で仕事を辞めることが出来ない人が多くいるように感じます。
なお、ここでの「仕事を辞めることが出来ない人」というのは、辞めたいと強く思っていても家族の生活を考えて仕事を辞められない人、と定義します。
守るべき家族がいるからこそ・・・
これは私の個人の主観になりますが、家族や子どもを理由にして嫌な仕事を続けることはよくないことだと思います。
もちろん、仕事を簡単に辞めていいとか、考えなしに行動を起こすべきだとは言いません。
仕事を辞める場合はある程度の生活防衛資金を準備したうえで、事前に行動プランをしっかり練らないといけません。
そういった準備をしっかり行ったうえであれば、私は嫌な仕事はさっさと辞めるべきだと思います。
人間安易な行動はダメですが、我慢もダメです。
嫌な仕事を我慢してはいけない理由
嫌な仕事を我慢してはいけない理由は仕事のストレスが家庭へ悪影響を与えるからです。
ストレスというのはため込むと発散をしないといけなくなりますし、ストレスがたまった状態だと新たなストレスに対して耐性が弱くなります。
具体例を出すと、仕事のストレスを発散するためにギャンブルやアルコールやゲームなどといった趣味にお金や時間を費やす、ストレスでテンパってしまっているために新たなストレッサーとなる家事・育児を満足にやることが出来ない、といった状況です。
こういった状況になってしまうと親子関係や夫婦関係に亀裂が入りかねません。
家族のために働いているのに、その仕事のストレスのせいで家族関係が壊れてしまうようでは元も子もありません。
世の中意外とどうにかなるもの
これは責任をとれない発言になりますが、私は努力を続けていれば、大体のことは世の中どうにかなるものだと思っています。
仕事を辞めてしまった場合、再就職先が決まらない、転職先がブラックだった、年収が激減した、などのネガティブなニュースをマスコミはよく流しますが、必ずしもネガティブな結果になるものではありません。ポジティブな結果になったケースもたくさんあるはずです。ネガティブ確定ではなく、ポジションのチャンスもちゃんとあります。
もし仕事を辞めた結果がネガティブな状況に転じたとしても、少なくとも状況は前進していますし、そのときにまた状況改善策を考えて行動すれば良いだけなのです。現状がネガティブな状況の場合、現状に停滞してネガティブであり続けることが一番良くありません。
仕事を辞めたいと思ったら、状況をいい方向に変えるために勇気をもって行動し、継続的に努力していくことがとても大切です。
それこそが家族のための仕事をすることだと私は心から思います。