仕事

【仕事】私の正社員時代の後悔、反省

私は大学卒業後に新卒で入社した会社に15年以上勤め、今は辞めて非正規でのんびりやっていますが、この新卒からの正社員時代が私的には黒歴史なのです。

今回はこの正社員時代に関する私が後悔したこと、反省したことのお話です。

仕事は人生の目的をかなえるために必要なもの(お金)を得るための単なる手段の一つ

まず私の持論ですが、仕事はお金を得るための手段の一つにすぎません。

仕事自体が人生の目的と一致している人以外は、ほぼ全員お金のために仕事をしているのではないでしょうか。

人間も生物ですから、基本的な大目標は生きることと増えることです。生きるために衣食住を整え、増えるために結婚や子育てをしていきますが、これらを満たすためにはお金がかかります。

また、人間は知性を持った生物ですから、趣味や嗜好のためにもお金がかかります。ある程度満足のいく人生を歩んでいくためには本当に多くのお金が必要です。

こういったお金のために働くのです。繰り返しになりますが、仕事は目的ではなく、手段の一つなのです。

極端な言い方をすれば、目的を達成できるまとまったお金が得られるのであれば、法を犯すものでなければ、手段なんてなんでも良いのです。

正規でも、非正規でも、自営(フリーランス)でも、起業しても、投資でも、本当になんでも良いのです。給与所得だろうが、雑所得だろうが、事業所得だろうが、一時所得だろうが、譲渡益所得だろうが、配当所得だろうが、本当に何でも良いのです。

大人が考えるべきたった二つのこと

今にして思えば、学校を卒業して社会人になった大人が考えるべきは「何が人生の目的そのためどれくらいのお金が必要なのか」で「必要なお金をどうやって調達していくか」の二つだけだと思います。

なお、後者に関しては正解も不正解もありません。出した答えに対してどうアクションしていくかだけの問題だと私は思います。

例えばですが、とにかく安定性を重視する人でしたら、公務員になるか、安定企業で献身的な社畜になるかのどちらかです。この場合、力の入れどころは公務員なることや安定企業に入社すること、そして、入社後はひたすら真面目に献身的に過ごすことになります。

とにかく大きなお金を稼いで派手で贅沢な暮らしをしたい人でしたら、フリーランスや起業、投資家などが候補としてあがってきます。この場合、力の入れどころは社畜コースとは全然異なってきます。投資家としてやっていくのなら、投資資金の準備ならびに運用することが力の入れどころになってきます。

質素でも良いから家族とのんびり生活していきたいという人でしたら、ワークライフバランスの優れた企業に勤めることが力の入れどころになってきます。なんなら非正規のパートタイマーやフリーターですら候補に入ってきます。もちろん自営業も候補に入ってきます。

こんな感じで、人生の目的次第で働き方や仕事なんて最適解が変わってしまうのです。

私の後悔、反省

前置きが長くなってしまいましたが、私は人生の目的としっかり向き合わないまま、15年以上にもわたって、私の望む未来とマッチもしていない、定年まで働きたいとも思わない企業で惰性で働いてしまったのです。

私個人としても貴重な時間を無駄にしてしまいましたが、会社の方としても私のような社員が長年居座ってしまったことで損失を被ったと思います。(今でも、本当に前職の会社には申し訳ない気持ちでいっぱいです。)

この時間の無駄と迷惑をかけたことが私が本当に後悔していて反省していることです。

自己の目的とマッチしていないと感じた時点で転職なり退職して独立に向けた準備をすべきだったと思いますし、20代から投資を始めなかったことも本当に痛恨の極みです。

将来を見据えて、それに向けて行動しなかった20代~30代半ばまでの時間は悔やんでも悔やみきれません

よく、中高年で退職してしまい路頭に迷うという話をききますが、これは私のような人間だと起きてしまうように思います。

人生の目的と手段をしっかり設計している人でしたら、中高年で退職、たとえそれがリストラなどの意図しない退職だったとしても、路頭に迷うようなことはないと思います。

そういう人は大体バックアッププラン含めて、いくつかの手段を周到に準備しているでしょうから。

言いたいこと

だらだらと書いてしまいましたが、私が伝えたいことは、

社会に出たら人生の目的と手段を明確にし、ちゃんと人生設計をすること

人生設計に沿ってないと感じた仕事や会社はすぐに辞めるべき(惰性で働くと人生の無駄になる)

ということです。

せっかく入った会社だから、正社員だから、待遇は悪くないから、次の仕事が見つかるとは限らないから、有名企業だから、などといったような言い訳をし、行動しないと年をとってから本当に後悔することになります。

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